今津町の堀田金一郎さんの圃場にて
滋賀県高島市今津町の堀田金一郎さんの有機栽培米の圃場です。
まず目に飛び込んできたのが、田んぼに一面に広がるアオウキグサ。
あと2、3日で一面ビッシリに広がるそうです。
このアオウキグサには雑草の抑草効果があり、人間の変わりに雑草と戦ってくれる心強い味方だそうです。
このアオウキグサを増やすには米ぬかペレット(有機質肥料)を田植え後24時間以内に散布するそうです。
一番忙しく孫の手も借りたいほどの田植え時期に散布するのは大変だけど、このひと手間が今後の田んぼ管理を軽減してくれるので欠かせないそうです。
数年前は日々、雑草との戦いで抜いても抜いても生えてきてすごくくやしい思いをしたそうです。
それから3年ほど経つと田んぼの土がドロドロになり、有機栽培に適した土に変化してきたそうです。
ドロドロになることで雑草の種が泥の中に沈みやすくなり、発芽を抑えるようです。
う~ん、農業って奥が深いですね。
楽しそうに仕事のお話をしてくれる堀田さんがとても眩しく見えました。
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