続・いもち病

米屋のおやじ&こめとらボーイ

2007年09月18日 07:35


いもち病には葉いもち、穂いもち、節いもちと
発生する部位によって病名が違う。

ちなみに上の写真は穂いもち。
一目瞭然でしょう。

古来から恐れられてきた病気ですが、
まったく対策がないわけでもありません。
イネの品種によっても、いもち病に対する
抵抗性が違う。

良食味であるコシヒカリやササニシキは
抵抗力がかなり弱く、あきたこまちは並
日本晴はやや弱い程度だそうです。

でも、現在の農法としては農薬の使用が中心。

他にも、畦道の除草や、窒素肥料の施肥過多に
気をつけたりなどある。

窒素肥料を過剰にとると、稲の病気に対する
抵抗力が弱まり病気におかされやすくなる。

いもち病は空気感染による病害のため、
完全に防除することができないが、
こまめに田んぼをチェックすることで、
いち早く対応をとることが求められる。
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