続・いもち病
いもち病には葉いもち、穂いもち、節いもちと
発生する部位によって病名が違う。
ちなみに上の写真は穂いもち。
一目瞭然でしょう。
古来から恐れられてきた病気ですが、
まったく対策がないわけでもありません。
イネの品種によっても、いもち病に対する
抵抗性が違う。
良食味であるコシヒカリやササニシキは
抵抗力がかなり弱く、あきたこまちは並
日本晴はやや弱い程度だそうです。
でも、現在の農法としては農薬の使用が中心。
他にも、畦道の除草や、窒素肥料の施肥過多に
気をつけたりなどある。
窒素肥料を過剰にとると、稲の病気に対する
抵抗力が弱まり病気におかされやすくなる。
いもち病は空気感染による病害のため、
完全に防除することができないが、
こまめに田んぼをチェックすることで、
いち早く対応をとることが求められる。
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