イチョウウキゴケ
滋賀県高島市の堀田金一郎さんの有機栽培米の圃場にて、アオウキグサに混じってなんともかわいらしい、いちょうの形をした水草がありました。
これはイチョウウキゴケといって、イチョウの葉のような形になる「コケ」の仲間です。
水面に浮遊する唯一のコケ類だそうです。
昔はオオアカウキクサ同様、多くのの田んぼで見られたものですが、最近ではすっかりその姿を見なくなり、絶滅危惧植物でも絶滅危惧1類とされています。
無農薬栽培をすることでいきなり発生してきたそうです。
ちなみにペットショップでは1枚あたり500円で販売されているそうです。
昔はあたりまえのようにあったただの水草が高値でペットショップなどに置かれている状況はなんともかなしいですね。
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