北海道おぼろづきvs北海道ななつぼし

米屋のおやじ&こめとらボーイ

2007年07月06日 22:08


こんにちは。
こめとらボーイです。

本日の試食は
北海道おぼろづきvs北海道ななつぼしです。

先日の北海道視察の時にいただいた
サンプル米です。

北海道おぼろづきは、現在、日本全国はおろか
産地の北海道でも入手困難な大人気の
お米です。

平成17年に『八十九』(はちじゅうく)のブランド名で
試験栽培米を販売し、“北海道の幻のお米”と話題を呼んだ
期待の新品種で、平成18年秋に正式にデビューしました。

一般の「うるち米」のアミロースが20%前後に対し
おぼろづきは14%前後のため強い粘りがあります。
いわゆるミルキークイーンのような低アミロース米です。

おぼろづきの炊き上がりの特徴は
あまみ ややしっかり  ★★★★☆
かたさ やややわらか  ★★★★☆
ねばり しっかり     ★★★★★

ななつぼしは2001年にその食味のよさで
道内でも話題になった品種です。
粘りは強くもなく、弱くもなく、ピラフ等に
適した品種です。
現在、北海道ではほしのゆめやきらら397を
越すエース級の商品です。

ななつぼしの炊き上がりの特徴は
あまみ ふつう      ★★★☆☆
かたさ ふつう       ★★★☆☆
ねばり ややしっかり  ★★★★☆

北海道おぼろづき恐るべし。
はっきりいって新潟こしひかりと比べても
それほど遜色のないくらいおいしいです。

先日試食した北海道ふっくりんこといい、
北海道は近い将来、日本一の米処に
なる日もそう遠くないかもしれません。

若干、4月をすぎるとお米の水分が
乾燥してくるため、少しお水を多めに
炊くとよいでしょう。

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