2011やら米かくらぶ~田んぼの生き物調査 in 細江気賀が先日7/24(日)に行われました。
主催者を代表して細江地域特別栽培米研究会の鈴木さんよりごあいさつ。
今回は環境・生物などのスペシャリスト”富士常葉大学 山田辰美教授”に助っ人として参加していただきました。
山田教授より山と田んぼの深いかかわりについてお話していただきました。
山が安定して水を田んぼに送ってくれること。
それから山の腐葉土が微生物などに分解されて豊かな土壌を田んぼにもたらしてくれることを学びました。
本日の田んぼを貸して下さった名倉さんのごあいさつ。
豊かな生き物を育む田んぼ作りに対する想いなどを語っていただきました。
生き物を大切にするということは並々ならぬ努力のたまものだと学びました。
生き物調査の鑑定の様子。
捕まえてきた虫の名前や生態などを真剣に聞いています。
お子様以上にご両親が真剣に生き物を捕まえている様子です。
卵巣を持ちながら移動する大きな蜘蛛を捕まえていました。
あっぱれ!!
田んぼの水路を探検!
開始早々こんなにお洋服を汚しちゃいました。
ママごめんね。
この大きな石と石の間にカニがっ!!
絶対捕まえるからね!!
この時間帯に少し小雨がありましたが、すごく集中してました!
生き物を鑑定してもらい生き物ゲットスタンプを押してもらう様子。
コオイムシ。
卵を背中に背負いながら移動するパパです。
ママは卵をパパの背中に産みつけたら、新しい恋を求めどこかに行ってしまいます。
パパ~がんばれっ!!
松野先生による鑑定の様子。
今回は生き物のスペシャリストや鑑定士の先生など豪華な顔触れが集結しました。
山田教授による鑑定結果と生き物についてのお話をしていただきました。
な・な・なんと!!
絶滅危惧種のナゴヤダルマガエル3歳のメスを発見!!
快挙です♪
やはり農薬や化学肥料を減らし、生き物が暮らしやすい田んぼ作りをしてきたおかげですね。
今ではこれだけたくさんの種類の生き物が見つかる地域は静岡ではここら辺だけになってしまったと山田教授がおっしゃていました。
生き物が安心して暮らせる田んぼは人間にとっても安心です。
豊富な生き物が育む田んぼは安心で安全を証明する指標となることは間違いありません。
今後も水田観葉鑑定士の一員としてこのような田んぼを増やしていく取り組みを続けていきたいと思いました。
最後にみなさん揃って”やらまいか~”のガッツポーズです♪
無事にけが人もでず、楽しい生き物調査ができました。
みなさん本当にお疲れさまでした。
また来年会いましょう♪