
久留女木棚田の水源へ。
そもそも久留女木棚田は山頂付近。
水源はどこから?
川や用水が平地の水田のように整備されているわけではない。
山頂付近に湧き水が湧き出てきたことから、久留女木棚田の歴史が始まったようだ。
頂上の棚田から歩くこと数分。
このような山林を歩き。
ようやく伝説の湧き水場へ到着。

ここだ!

湧き水の近くにこんな看板があった。
以下
竜宮小僧伝説
昔、久留女木の川に竜宮に通じていると言われた淵がありました。そこから小僧が出てきて村人と仲良くなり、いろいろな仕事を手伝ってくれるようになったそうです。
ある日、村人が感謝をこめて、食事に招きました。ところが、うっかりして小僧には毒となる「たで汁」を出し、死なせてしまいました。
悲しんだ村人が、ていねいに小僧をここに葬ったところ、こんこんと湧き水が出てきました。以来、「竜宮小僧がこの水を竜宮から送ってくれている。」と言われています。
観音山少年自然の家
なんとも悲しい事件が起きたようだが、現代までこの伝説が言い伝えられてきたことに、村人達の感謝と尊敬が垣間見れ、この水源は村人達の感謝の象徴なのだろう。

湧き水が小川を下り。

こんな水路を通って、棚田に運ばれる。
