玄米から白米へ
玄米の選別の次の工程は精米です。
写真の機械が精米機です。
この機械を通すことによって玄米が白米になります。
この精米機はセラミック精米機と言って
3つの工程に分かれています。
1つ目の工程は
セラミックにより玄米の表皮を薄く削ってキズをつけます。
次の工程で精米しやすくするためです。
2つ目の工程が精米です。
この工程で玄米の表皮を全て取り除き白米に仕立てます。
3つ目の工程が白米の仕上げです。
精米された白米にはわずかなヌカが付着しています。
このヌカを全て取り除くのがこの仕上げ工程です。
ヌカが付着していると炊飯後のごはんの黄ばみの
原因となります。
これらの全ての工程をこの1台の機械で処理する
優れものです。
最近は温暖化の関係から
玄米の表皮が非常に薄くなってきました。
このため、精米工程で玄米にかける負荷を
従来よりも軽くしないと
削りすぎの白米となってしまい
うまみ成分まで削ってしまうこととなります。
非常に神経を使う作業で経験が必要です。
BY 米屋のおやじ
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